From:シンジ

「冗談じゃない!!!」

と思った事があったので、記事にしてみました。

 

ある人が「コーヒー一杯500円って、高くない?」といった発言をした事に驚きました。

コーヒーを仕事にしているシンジからすると、

「コーヒーは一杯1,000円にしても全く問題ない」と思っているところにこの発言。。。

 

一杯1,000円なんか、払えないよ!

日本のような先進国では一杯数百円(スペシャルティではないですが安いものだと100円)

でコーヒーが飲めるようになった21世紀。

嗜好品というよりもはやコモディティとなったコーヒーが一杯500円だと、

「高い!!」と思うもの無理もないでしょう。

 

ですが、その一杯ができるまでにどれほどの工数がかかっているのかが

世間一般に知られる事はほとんどありません。

 

先日、ある友人とコーヒーの話をしていたのですが、

彼はコーヒー農園が存在する事さえ知りませんでした。

(ほとんどのコーヒー飲用者はそうかと存じます)

 

つまり、

コーヒー農園で働いている方々の過酷な労働の現状、

生鮮食品としてのコーヒーを生産し続ける難易度の高さ、

品質を一定に保つための、輸入後の焙煎や抽出に関する研究の奥深さ

など、クリアしなければならない課題が山積である事について

知る由もないでしょう。

 

エチオピア人はコーヒーを飲まない

コーヒーという飲み物は、

生産者と消費者が互いに互いを思いやるというサプライチェーンが

大切だとCrack Roasterは考えています。

 

コーヒー発祥の地として名高いエチオピアを例にしましょう。

エチオピアの主要産業は農業で、国民の半数以上が農業従事者です。

エチオピアでは、コーヒー豆が輸出額の実に約60%を占めており

国家経済に欠かせない存在として大きく貢献をしていますが、

エチオピアの人々はコーヒーを飲みません。

 

スペシャルティコーヒーショップに足を運ぶ方なら

よく目にするエチオピア産のコーヒー豆。

 

「エチオピアのコーヒーですね。500円です。」

 

次にそう言われたときは、

是非生産国でコーヒー農業に従事している方々の事も考えてみてはいかがでしょうか。

 

-シンジ

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