From:シンジ

本日はCrack Roasterにとっての初めてのお客様とそこで私が感じたことを記事にしました。

 

Crack Roasterの始まり

記事上部の写真は、今年の1月〜2月にかけて原価BAR 赤坂見附店でポップアップショップをさせていただいていた頃の写真です。現在はサービス提供を法人様に特化しておりますのでポップアップショップはしておりませんが、当時はビジネス街・赤坂の中心部でビジネスマンの方々に多くコーヒーをテイクアウトで購入していただいておりました。どんな商品にも「最初のお客様」は存在ますよね?iPhone、ボールペン、サングラスなどありとあらゆる製品は発売当初の人々の反応は「なにそれ?便利なの?美味しいの?買う価値あるの?」であることは世の常ですが、まだ普及していない商品や自分が初めての購入者と知っているのにも関わらず購入してださる方はいます。もちろんCrack Roasterにも最初のお客様はいますので、その方と私が交わした会話からコーヒーが日常にある良さを再認識できたので「寒い中屋外で4時間バリスタと立ちっぱなしでポップアップをしていてよかったな」と感じることができました。

 

味覚は思い出

Crack Roasterの最初のお客様は建築関係の中年男性でした。ポップアップ近くで建築作業があり、当日も建築作業用の服装をしてらっしゃり、工具らしき重そうな箱を持って赤坂見附の坂を登っていました。原価BARの店先でバリスタと話をしていた私を見て「お兄ちゃん、コーヒー飲めるの?売ってるの?1杯くれる?」これが彼が最初に私に話しかけてきてくれた言葉です。学校を卒業してからずっと建築関係の仕事一筋で働いてきた方で、非常に真面目そうな外見で親近感が感じられたので世間話から、Crack Roasterについて、私自身の話までおそらく20分くらい話し込んだのではないでしょうか。彼について一つ私が驚いたことがあったのはコーヒーを飲む習慣がないこと。飲む頻度は週に1回程度で、特段コーヒーが好きという訳ではないらしいのですが、彼にとってコーヒーは特別な飲み物であることを話を聞きながら知ることができました。実は数年前に、長く連れ添った奥様が他界されたそうで、それからはずっと一人暮らしが続き寂しい想いが募る毎日が続いていると伺いました。その奥様がコーヒーがとてもとても好きな方だったらしく、奥様との思い出をゆっくり思い返したい時、頑張りたい時、落ち込んだ時にコーヒーを必ず飲むそうです。私たちには見えませんが、彼は奥様と一緒にコーヒーを飲んでいるんだと思いました。私はその日特に時間に追われていたわけではなかったので、彼の奥様との思い出をゆっくり聞いていました。

確かに彼がコーヒーを飲む速度はゆっくりでした。味については「美味しいね」と言ってくださりましたが、味以上に彼にとってコーヒーは奥様との思い出であり、かけがえのない飲み物なのです。彼の連絡先がわからないのが唯一悔やまれる事ですが、彼がコーヒーを買ってくださった事で私も強く勇気付けられました。人間は味覚や嗅覚などと自身の経験した過去を関連づけて記憶するそうです。ある人にとっては眠気覚ましのカフェインですが、ある人にとってはかけがえのない思い出の飲み物。様々な生き方に寄り添うことができるコーヒーという飲み物に、今私が携わる事ができている事にも日々感謝の気持ちでいっぱいです。

Crack Roasterが創業から今も事業を続けられているのもクライアント企業様がいるからです。今この記事を執筆している弊社の本社オフィス、執筆に使用している機器を維持できることなどなど、全てはCrack Roasterの目指す世界、理念に共感してくださる方がいるから成り立っています。非常に当たり前なことですが、代表の私やバリスタを含めCrack Roasterのメンバー全員を代表して改めて感謝申し上げたいと思います。引き続き、「職場を最高の環境へ」変化させるため邁進してまいります。

 

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追伸、

あなたはプロフェッショナルですか?もし自信を持って首を縦に振ることができないのであれば、業績悪化は確定でしょう。。。

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