スウェーデンの労働生産性が高い理由
こんにちは。在宅ワークの味方コーヒーブログシンジ(@muflah_shinji)です。
現役のコーヒービジネスオーナーが、おうちコーヒーの伝道師として日々ブログやYouTubeで情報発信をしています。
本記事では、スウェーデンの労働生産性が高い理由について解説したいと思います。
普段の働き方の参考になる部分が多いのでぜひ参考にしてみてください。
スウェーデンの労働生産性が高い理由

結論は、スウェーデンの生産性が高い理由はFIKAと呼ばれるお茶休憩の文化があるを活用しながら1日6時間勤務制度を取り入れているからです。
例えば1の仕事を1時間かかっていたものをなんらかの工夫を凝らして30分で完了できるようになれば、それは労働生産性が2倍になった(100%向上した)と言えるでしょう。
スウェーデン人は1日6時間しか働かない
会社全体で見ると”従業員数は変わらず残業時間が減少したのにもかかわらず増収という結果になった”のであれば明らかな労働生産性の向上になります。
では、日本は労働生産性が低いと言われて久しいので、労働生産性が高い他国がどのような取り組みをしているのかを見て御社に役立てられる点がないかを一緒に考えていきたいと思います。
北欧から学ぶ仕事術

北欧に位置するスウェーデン。
日本とは遠すぎるため普段からこの国を意識する事は多くないと思いますが、実はスウェーデンはOECDの調査によると世界で最も労働生産性の高い国だということが発表されています。
その理由は2つあり、フィーカという文化のおかげと1日6時間という非常に短い労働時間にするという取り組みのおかげだと言われています。
フィーカに関しては「会社が休憩時間を昼休み以外に作るメリット」という記事で深堀していますので省略しますが、私が個人的に注目したい点としては1日6時間労働という点です。
休憩は適度に取り入れた方が効率は上がる
ある看護施設で、1日6時間勤務に縮小する取り組みを行ったところ、週38時間(1日7.6時間)勤務で業務を行う看護施設の看護師よりも健康状態が大幅に良好で感情も非常に温厚な状態が続いたという実験結果も出ています。
全ての事象が善悪の二面性を持つとしたら、高度経済成長で先進国の仲間入りをした日本のネガティブな面は「長時間労働=頑張っている=正しいこと」という概念が浸透してしまったことではないでしょうか?
長時間労働=正義 の時代は終わった
自身も経験したことですが、長時間労働を続けると普通ではありえない簡単なミスを連発します。
実は私もひどい時は1日18時間労働を何ヶ月も続けたことがあり、その時期は体というより心が疲弊して歩いている時も意識朦朧としていることが多くありました。
このままでは体がもたないと思った私は出来るだけ効率的に仕事を進められるよう先輩方にアドバイスを求めたり、ICTツールで解決できる時間短縮を導入したりしました。
結果的に体調も少しづつ良くなり、気持ちも楽な方向に向いたので仕事の結果も良いものに変わっていきました。
まとめると、そもそもの労働時間を短く設定する事も重要ですがフィーカのようなコーヒー休憩を積極的に取り入れて戦略的に企業内に余白を作る事を意識することが生産性向上に繋がると、自身の経験から強く推奨できます。
結論、適度の休憩をした方が結果的に仕事の能率は上がる
最後まで読んでいただきありがとうございます。本記事があなたのコーヒーライフに役立つと幸いです。