エアロプレスの始め方【初心者にオススメ】
こんにちは。
コーヒー焙煎士&経営者のシンジです。
本記事は、エアロプレスのレシピと使い方についてです。
ユニークな外観をしているエアロプレスですが、これからエアロプレスを始めたい方は是非正しい使い方を学んでみてください。
既にエアロプレスを使っている方も備忘録レシピとして是非活用してください。
本記事の目次
- エアロプレスの始め方
- エアロプレスのレシピ
- エアロプレスの注意点
エアロプレスの使い方

エアロプレスはこのような形をしています。もちろんコーヒー器具の一種ですがよく理科の実験で使う道具に似ていると言われます。
エアロプレスはハンドドリップと違い空気圧の力を利用してコーヒーを抽出する抽出方法です。
私の個人的な感覚ではハンドドリップとエスプレッソのちょうど間のようなイメージです。
エスプレッソは9気圧という非常に高い気圧で空気を押し出し抽出する方法ですから、エアロプレスは手で上から圧力をかけて抽出するという部分が非常に似通っています。
エアロプレスの便利な点としてはプラスチック製で割れる恐れがないためキャンプなど屋外の活動に持っていくことができる、片付けがすごく簡単で小さなお子様でも扱うことができる、という点ではないでしょうか。
エアロプレスのレシピ

それではここからは写真付きで順番にエアロプレスの使い方をご紹介していきます。途中で分からなくなることがあるかもしれないのでこれからエアロプレスに初挑戦してみる方はぜひ最後まで記事を読んでから抽出を始めてください。
【用意するもの】
- コーヒー豆16.5g
- お湯
- グラインダー / 手挽きミル
- スケール(重さを計測する)
- タイマー(スマホ内蔵のもので可)
- エアロプレスと専用フィルター

まず本体と専用ペーパーを用意します。
ペーパーのセットの仕方はこんな感じ↓

ペーパーをセットできたら本体に取り付けます。↓

最後までキュッとしめるようにしましょう。
次に豆を用意します。

メモリ4までのレシピを私は使用しているので、豆は16.5g準備しましょう。
今回は神戸市のスペシャルティコーヒーショップ”TAOCA COFFEE“さんのデカフェ・エチオピアを使用しました。

↑こんな感じで中粗挽きにします。

1投目のお湯を投入します。目安は本体メモリの2まで。
その後2回程度スプーンでかき混ぜてすぐ蓋をし、1分10秒程度蒸らします。
(蒸らしの長さは人それぞれですが僕は1分強蒸らします)
↓このような状態になっていると正解です。

1分程度蒸らしが終わったら、蓋を開けて追加のお湯を投入します。
本体メモリの4までお湯を入れます。
4までお湯を入れると大体260ccになります。

メモリ4までお湯を投入したら軽く1周ステア(混ぜる事)します。

スケールから取り外して、ゆっくりとプレスしていきます。
スケールの上でプレスしてしまうとスケールが破損する可能性大なので、注意してください。
ここからのプレス時間は大体1分30秒から2分くらい、つまりスタートから2分30秒から3分強で抽出が完了すると良いです。

抽出完了!
最初の抽出濃度と最後の方の抽出濃度が異なるため、飲む前にカップの中のコーヒーを混ぜるのも忘れずに。

以上が自宅でエアロプレスを抽出する方法となります。
エアロプレスの注意点

エアロプレスにはいくつか注意点があります。
コーヒーマシンと違い、毎回同じように抽出するのは難しいためいくつかのポイントを常に頭に入れておく必要があります。
抽出する際には以下のポイントを参考にしてみてくださいね。
- お湯の温度は浅煎りなら90度、深煎りなら86度前後がオススメ
- 攪拌する際には、筒の内部を立体的にかき混ぜるようにする
- 抽出時には、力強く押さないようにする(イメージとしては腕でゆっくりと起き上がるくらいの強さで時間をかけて圧をかけていく)
エアロプレスはこちらのページで購入できますので、リンクを貼っておきます。専用のフィルター(紙)も、なくなる前に補充しておきましょう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本記事があなたのコーヒーライフに役立つと幸いです。