【初心者卒業】コーヒーの味の違いがわからないたった2つの理由
こんにちは。在宅ワークの味方コーヒーブログシンジ(@muflah_shinji)です。
現役のコーヒービジネスオーナーが、おうちコーヒーの伝道師として日々ブログやYouTubeで情報発信をしています。
本記事では、初心者がコーヒーの味の違いを見分けることができない2つの理由を解説します。
✅本記事を読むメリット
コーヒーの味の違いをわかるようになることができる。
テイストノートとフレーバーホイールについて理解できる。
【初心者卒業】コーヒーの味の違いがわからないたった2つの理由

結論コーヒーの味の違いがわからない理由は以下の2つです。
- そもそも飲んでいる数(インプット量)が少ない
- 単純にコーヒーの味を表現する方法を知らない
解決方法は、以下の2つの事を知る事です。
- テイストノート
- フレーバーホイール
これらについて、以下で深掘りしていきます。
そもそも飲んでいる数(インプット量)が少ない

コーヒーはほぼ毎日飲みますよね?
飲んだ時に「うん、まぁブレンドっぽいよね」「前飲んだブレンドと違うのはわかるけれど、なぜ、どう違うのかがわからない」
あなたは今このような状態だと思います。
それは、比較対象になる他のコーヒーを飲んでいないから比較することができないという状況にあると思います。
例えばリンゴを人生で1個しか食べたことがない人に、このりんごがおいしいかどうかの比較はできないですよね。
それと同じでコーヒーもたくさん種類を飲んだ上で比較をするのですからまずはいろんな種類のコーヒーを飲むことが大切です。
比較対象を多く持っていると比較しやすいので、今度カフェに行く時やコーヒーをオーダーするときには自分が飲んだことのない種類のコーヒーをオーダーするといいと思います。
単純にコーヒーの味を表現する方法を知らない

コーヒーの味の違いがわからない2つ目の理由はあなたが単純にコーヒーの味を表現する方法を知らないからです。
実はコーヒーの味を表現する方法は世界共通のものが存在します。
- テイストノート
- フレーバーホイール
この2つを理解しておくことで、はじめてのコーヒーを飲んだ時に以前自分が飲んだことのあるコーヒーと比べて味をわかることができます。
フレーバーホイールとテストノートについて以下深掘りしていきます。この記事で1番重要な部分になるのでしっかりと理解していただけるとうれしいです。
テイストノート

コーヒーには、テイストノートと呼ばれるものがあります。
テイストノートとは、そのコーヒーが酸味が強いのであればどのような酸味か、甘みが強いのであればどのような甘みがあるのかを、具体的なフルーツや飲み物など他の食材に例えて表現する方法がです。
ちょっとわかりにくいと思うので具体例を出しますね。
例えば、「フローラル、ワインのような、チョコレート、カカオ、グレープフルーツ」のような表現が見受けられます。
コーヒーを飲んだときに他の食べ物や飲み物でどのようなものが頭に浮かんで感じられたかということを表現するだけです。
テストノートを正しく理解するメリットは、コーヒーショップで豆を購入するときに非常に役立ちます。
特にスペシャルティーコーヒーのお店では、コーヒー豆を梱包している袋にテイストノートを書いていることがほとんどです。
なので自分が好きなコーヒー豆を選ぶときに、試飲しなくても判別できると言うメリットがあります。
ちなみに、職人が焙煎したコーヒー豆を買うことができる通販サイトを「【プロがおすすめ】コーヒー豆通販サイト3選」という記事で紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
フレーバーホイール

これは「フレーバーホイール」と呼ばれるものです。
この表は「あるコーヒーを飲んだ時に、全世界の人が同一の表現をできるように、コーヒーの味をフルーツなどで言い表し、表現方法を統一した」ものです。
先ほど紹介したテイストノートを、味が近い順に円にまとめたものです。
フレーバーホイールは現在のコーヒーの味を表現する世界共通の方法となっているので、この表があれば世界中のコーヒー好きとコミュニケーションが取れます。
右上がフルーツ、右下が緑黄色系統の野菜、左下はネガティブな要素を表現するためのテイスト、左上がチョコレートやナッツなどのテイストを表現する表になっています。
フレーバーホイールは、テイストノートをもっとわかりやすく表にしただけなのでテイストノートと定義はほとんど変わりません。
まとめ:テイストノートとフレーバーホイールを熟知して初心者卒業しよう

このようにフレーバーホイールの存在、テイストノートの存在を知っているだけで、コーヒー豆の表現方法がわかりますよね?
これを知って飲むのと知らずに飲むのでは、コーヒーを楽しめる深さが異なってきます。
今後コーヒーを飲むときはフレーバーホイールを見ながらどのようなテイストが感じられるか、ということを考えながら飲んでみて下さい。
是非、これからもただ単にコーヒーを飲むのではなく、探究心を持って楽しんでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。本記事があなたの快適なおうちカフェライフの役に立つと幸いです。