【禁断のテーマ】カフェ経営が儲からない理由を解説

COFFEE


こんにちは。

コーヒー焙煎士&ブロガーのシンジです。

このブログは「コーヒー初心者が中級者になれる」ための知識を共有するブログです。

現役のコーヒー焙煎士がコーヒーについて初心者にやさしく解説していきます。

今回は「【禁断のテーマ】カフェ経営が儲からない理由を解説」というテーマでお届けします。

【結論】月の利益は頑張っても5万円程度

まず悲報からお伝えしますが、カフェは経営は儲かりません

全業界の中でも飲食業は利益率の低いことで有名です。

カフェの利益ざっくり毎月5万円

夢砕いて申し訳ないですが、事実です。以下、深掘りしてなぜカフェ経営をオススメしないのかを解説していきます。

カフェ起業非推奨理由①利益率が低すぎる

お金について

基本的にカフェの利益率は低いです

こちらの「開業の達人」というWEBサイトさんの試算をお借りすると次のような試算になります。

飲食店って普通のやり方してもまじで儲からないんです。利益率5%ってどういうことかというと、1ヶ月に100万円売り上げても手元に残るのは5万円。5万円ですよ・・・

細かい数字は割愛しますが、最終の利益率(経常利益率のことです)は5%程度とのこと。なので、お金を稼ぎたい人にはオススメしません。

なぜそんなに手元にお金が残らないかというと、カフェ経営には費用がかかりすぎるからです。

以下、カフェ経営で毎月出ていく費用の一覧です。

  • 家賃(所有物件以外の場合ほとんど賃料がかかります)
  • 電気水道ガス代
  • WIFI代
  • 仕入れ代(これが30%ぐらいで結構高い)
  • 消耗品や破損した資材の購入
  • 税金
  • アルバイト代
  • 自分の生活のための給料

これらを合わせると売上の95%くらいになるということです。

コンビニのバイトに入って月10万稼ぐ方がぶっちゃけ心労も少ないし、手元に残るお金も多いです。

(コンビニバイトがしんどくないというわけではありませんよ)

カフェ経営は利益率低すぎます

カフェ起業非推奨理由②収入に限界あり

ここで私個人の過去の経験を少し話させてください。

私はコーヒービジネスの経営者としてコーヒーにまつわる事業を約3年行っています。

実際に店舗を持ってカフェを経営している経営者も知人にたくさんいます

カフェは稼ぐための事業ではないです。

例えば10店舗経営しても、労力が半端ない上に手元に残る利益(経営用語で経常利益と言います)が少なすぎることは想像に難くありません。

先程の例でいくと、100万円毎月売り上げたとしても手元に残るのは毎月5万円です。

10店舗経営しても毎月50万円。

店舗マネージャーを2人正社員雇用したら、彼らの人件費で手残りは0です

店舗を構えるカフェは利益率が低く、収入に限界あり

カフェ起業までは考えていないけど、おうちで美味しいコーヒーを毎日たくさん飲みたいな、という人向けに「【年間7万節約可能】おうちコーヒーの始め方【5ステップで解説します】」という記事を書きました。

↓初心者にもわかりやすく解説していますので参考にしてみてください↓

カフェ起業非推奨理由③:初期投資の大きさとリスクが見合っていない

カフェ起業をオススメしない最後の理由は、初期投資の大きさとリスクが見合っていないからです。

まず、一般的にカフェの新規起業の初期費用は1,000万円から1,500万円程度と言われています。
(東京以外の地域の場合。東京は2,000万円と言われている)

物件の敷金や保証金、家具やコーヒーの機材を中古で用意したとしてもそれくらいかかります。

あんまり想像つかないと思いますので、具体的な数字を出すと、

  • 業務用エスプレッソマシンは安くても100万円
  • 豆を砕くグラインダーは50万円
  • 内装工事に300万円から400万円程度
  • 家賃15万円の物件でも事業用賃借だと保証金10ヶ月で150万円
  • その他もろもろ予想外の支出あり

です。

こんな大金、普通用意できないですよね。

仮に1000万円で初期投資を行って、毎月100万円売り上げても手元に残る金額が5万円です。投資的に考えると、回収するのに200ヶ月かかります。

ちなみに200ヶ月は16年です。16年経営してやっと損益トントンです。

初期投資を回収するのに16年ぐらいかかります。働きっぱなし・・・

「1000万円出してくれたら16年後に1000万円にして返せるかもしれません」

言い換えればこういうことで、こんな投資案件の勧誘来ても絶対断りますよね。

カフェ起業は初期投資の金額がデカすぎる。普通に準備不可。

次にリスクの話をしますが、結論この2つがリスクとしてあげられます

  • 客が思ったようにこない
  • 社会情勢のリスク(コロナとか)

まずは飲食店全てに言えるリスクですが、それは顧客リスクです。

もちろん100万円の月もありますが、80万円の月だってあります。そもそも100万円を売り上げるのも難しい話です。

毎日休みなく営業したとして3万円売り上げて月間売上90万円です。

1日3万円売り上げるためには、500円のコーヒーを60杯売上ないといけません。しかも毎日ですよ笑

個人オーナーが管理できる小さな店に1日60人のお客さんを呼び込む苦労は相当です。

カフェ経営リスク①客が思ったようにこない

次に社会情勢リスクの話をします。

今回のコロナのように、感染症が蔓延したり社会全体や経済がストップしてしまうと、まず打撃を受けるのが「不要不急な飲食業」です。

今回のコロナ自粛のようなことが起これば、不要不急な飲食業の売上が8割減とかになります。下手したら売上0になるかもしれません。

売上が0になった時に襲ってくる一番最初のリスクが「各方面への支払い」です。

  • 顧問税理士や従業員への支払い
  • 賃料や電気水道ガスの支払い
  • 発注してしまった食材のロスによる損失

利益を上げていなくてもかかってくるランニングコストの支払いはすぐには止められません。

支出を止められたとしても、いわゆる儲かっている、つまり手元のお金が毎月増えていく状況に戻るのには相当時間がかかります。

これって結構リスクですよね。

カフェ経営リスク②社会情勢によって売上が大きく左右される

まとめ

水出しコーヒーの画像

コーヒー・カフェ関連で特別なスキルがない限りお勧めしません。お金を稼ぎたい人には特にオススメしないです。

ほとんどの人はカフェ経営やコーヒー、スイーツの専門技術がないまま起業し、失敗します。

例えばコーヒーショップで修行をして日本大会で優勝した、という状態だとまた話は別です。

日本チャンピオンのお店というブランドがあるので、商品単価もあげられますし、集客もそこまで難しい話ではありません。

自分が起業したカフェの隣に、日本チャンピオンのお店ができたら正直集客で勝てないですよね・・・

それでもコーヒー関係の事業をやってみたい!という方にオススメなのが「焙煎豆の販売」です。

具体的な方法は、生豆を仕入れて焙煎し、通販などで販売する方法です。このやり方を取ると、今まで述べてきたリスクの部分が全てメリットに変わります。

  • 初期投資⇨焙煎機一台。数万円でOK。高くても20万
  • ランニング費用⇨0円自宅で焙煎すればいいので場所も借りなくていい。
  • 自粛ムード⇨むしろ通販の売上って上がると思います。売上増加。

しかも焙煎ってプロセスが意外と知られていないので、一度技術を習得してしまえば、技術は盗まれることもなくなることもないですし安心です。

なので、何かしたらコーヒーの事業をやりたいと思うのであれば、まず焙煎の知識をつけた方がいいです。(ちなみに私は焙煎歴半年。普通にできています)

こちらの焙煎機「ライソンホームロースター」だと2万円くらいで買えてしまうので、まずはこの焙煎機を買って焙煎に慣れてみてください。

この焙煎機はボタン1個で焙煎が完了するので初心者が買っても大丈夫です。

専門知識不要ですし、僕も焙煎の知識がない状態でこれを購入して焙煎できています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それではまた。