【文化の違い】本場イタリア流エスプレッソの飲み方
こんにちは。在宅ワークの味方コーヒーブログシンジです。おうちコーヒーの伝道師として日々ブログやYouTubeで情報発信をしています。
本記事では、イタリア人のエスプレッソの飲み方について解説します。
エスプレッソ発祥の地イタリアでは、日本のコーヒー文化とは真逆のエスプレッソの楽しみ方をしています。
隣国フランスのコーヒーの楽しみ方も取材しました。
エスプレッソとは?

エスプレッソとはイタリアで生まれその後アメリカ大陸日本にも定着したコーヒードリンクの一種です。現在では世界各地で飲むことができます。
エスプレッソは極細挽き(ゴクボソビキ)という非常に細かく砕いたコーヒー豆を、エスプレッソマシンという専門の機械を使って圧力をかけ、抽出するコーヒーのことを言います。
一般的にブラックコーヒーと比べて1杯の総量が少なくカフェイン量も少ないのが特徴です。
本場イタリアでは、エスプレッソには砂糖を入れて飲むのが当たり前のようです。
私も大学時代イタリアからの留学生と一緒にカフェに行った時に、彼がエスプレッソに砂糖を大量に入れていて驚いたことがあります。
私もその後同じ異ことを実践してみたのですが、砂糖をエスプレッソに入れると甘みと苦味のバランスが非常によくなることがわかりました。
日本では、エスプレッソは苦いと思われていますが、その理由は「エスプレッソとは?苦い原因とは?美味しい飲み方は?」という記事で詳しく解説しています。
エスプレッソの由来

エスプレッソは、エスプレッソグラスと呼ばれる非常に小さなグラスに抽出することがほとんどです。
ではなぜこのサイズで抽出する事になったのでしょうか?
一説によれば1806年にナポレオンが発令した大陸封鎖令によりコーヒー豆の輸出が制限されイタリア国内でもコーヒー豆が不足し、一度に抽出する量を減らさざるを得なくなる状態に。
そこで発明されたのが、豆の使用量と抽出量を減らしつつ小さいサイズ且つ低価格で提供する手法です。こうする事でコーヒー豆不足を乗り切ったと言われています。
イタリア人のエスプレッソの飲み方

日本人はエスプレッソショットを飲む場合砂糖を入れずにそのまま飲む事が多いようですが、エスプレッソの本場イタリアでは「エスプレッソに砂糖を入れないなんてありえない!」といった文化があるそうです。
イタリア人はバールでエスプレッソを注文するとまずお砂糖を2つたっぷりと入れます。そしてたくさんかき混ぜた後、短時間で飲み干すのが特徴です。
しかしたっぷりとお砂糖を入れたためお砂糖は溶けきっていません。エスプレッソを飲みほした後コップの底に溶けていないお砂糖がエスプレッソと混ざって残っています。
これをスプーンですくってまるでスイーツのように楽しむのがイタリア流エスプレッソの楽しみ方。
隣国フランス人のコーヒーの楽しみ方についても、筆者の知人のフランス人に電話で聞いてみましたので、詳しくは「【フランス人に聞いてみた】ヨーロッパ流コーヒーの嗜み方フランス編」という記事をご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。本記事があなたの快適なおうちカフェライフの役に立つと幸いです。