コーヒー生産者が抱える問題と自分ができる事を考えてみた
こんにちは。在宅ワークの味方コーヒーブログシンジ(@muflah_shinji)です。
現役のコーヒービジネスオーナーが、おうちコーヒーの伝道師として日々ブログやYouTubeで情報発信をしています。
今回の記事はいつものようにコーヒーの知識というわけではなく私が今コーヒーについて考えている心の内を書きたいと思います。
今回の記事の要点をまとめると、「もっとコーヒーを丁寧に消費しよう」ということに尽きますが、コーヒーを仕事にしている人や毎日コーヒーを飲んでいる人には是非時間を取って読んでいただきたい記事になっています。
いつものように新しい知識が得られる記事ではありませんが、ぜひ一緒にコーヒーについて考えませんか?
コーヒー農園の生産者と彼らが抱える問題

まあ日本でコーヒーを飲んでるってねコーヒー農園の生産者について考える機会ってのほとんどないですよね。
それでもって日本は先進国だからコーヒーをたくさん輸入して色々のところですがわけじゃないですか?
僕は仕事柄コーヒー農園の生産者についての情報を得ることが多いので農園の生産者について考えることは比較的多くあります。
だからこそこのブログを読んでいる方にコーヒー農園について今一度考えていただくというのは非常に重要なことだと思っています。
コーヒー農園で働いている人達は一家をあげてその農園の管理栽培していることがほとんどです。
ですがコーヒー農園と言う事業をやっている理由は、
- 子供たちをより良い学校に行かせたい
- きちんと生活費を稼ぎたい
と言ったような基本的な理由がほとんどです。
近年のスペシャルティーコーヒーではあまり当てはまらなくなってきましたが、コーヒー農園の農家の手元に渡るお金は非常に少ないです。
1日働いて数百円稼げるかどうかといったような世界だそうです
もちろん物価の差や先物としてのコーヒーの価格によってそのような値段は決められてしまいますが、1日数百円で家族を養っていくというのは結構きついですよね。
彼らにとって、一番きついのは、
- コーヒーが天候や害虫に左右される
- コーヒーは買う人の都合で値段が左右される
この2点だと思います。
先進国がコーヒーを消費するということ

コーヒーを消費するということはコーヒー農園と切っても切り離せない行為です。
あなたは今コーヒーを飲んでいるかもしれませんが、顔の見えない生産者が作ったコーヒーを飲んでいることがほとんどだと思います。
コーヒーは農作物なので工場で作ることはできません。
必ずどこかで誰かが農園を管理してその結果出来上がったものが、あなたが今飲んでいるコーヒーなのです。
それはインスタントコーヒーでも一緒で、すべてのコーヒーは農作物です。
最近の反省点:コーヒーを僕は最近ありがたみを持って飲めていなかったこと
冬が来たという理由もありますが最近はもっぱらエスプレッソマシンでボタンをポチッと押して簡単に抽出する方法しか取っていませんでした。
少し時間のかかる手動エスプレッソマシンを持っていること思っているのですが、ブログやYouTube の更新が忙しいからと短時間で抽出できる方法を選んでいたのは事実です。
そこでふと考えたことは
コーヒー生産者等がこれだけ時間をかけて生産したものをこんな一瞬で何の感情もなく消費してもいいのだろうか。
ということです。
コーヒー生産者たちは副業という概念がありません。
コーヒー農園は自然や天気と密接に関連しているので何かの片手間でできるような仕事ではありません。つまり彼らは一生をかけてコーヒー農園という事業を行っているのです。
そんな一生をかけて生産されたものを、コンセントにつないでボタン一個で消費するのはいかがなものかと考えてしまったのです。
今、僕ができること

ここからは完全に主観の内容になりますので何かをお勧めしたり強制したりするものではありません。あくまで私が今ここの中で思っていることです。
コーヒーブログという仕事をしている関係上、マシンで抽出したコーヒーを飲まなくてはいけない時もあります。
ただそういった記事の執筆がない時は、基本的にすべてハンドドリップや手動エスプレッソマシンで電気を使わずに抽出したいと考えるようになりました。
時間をかけて生産されたものは、やはり丁寧に消費したい。
コーヒーマシンの方が時間は短縮できます。
ただコーヒーは嗜好品なので、効率を求めすぎてもあまり面白くないし、逆にコーヒーに対して失礼だなと思うようになりました。
ハンドドリップは準備に時間も掛かるし片付けも正直めんどくさいです。
ただもっと時間がかかってもっと面倒くさいような作業を行ってコーヒーを生産している人がいることも忘れてはいけません。
なので私は今後出来れば可能な限り自分の手でコーヒーを抽出したいと考えるようになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。本記事があなたの快適なおうちカフェライフの役に立つと幸いです。