手動エスプレッソマシンwacacoを初心者にオススメしない3つの理由

器具


こんにちは。コーヒー初心者オンライン大学のシンジ(@muflah_shinji)です。

現役のコーヒービジネスオーナーが、おうちコーヒーの伝道師として日々ブログやYouTubeで情報発信をしています。

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手動エスプレッソマシンwacaco を初心者にオススメしない3つの理由

本記事では、「手動エスプレッソマシンwacaco を初心者にオススメしない3つの理由」というテーマで情報をお届けしたいと思います。

まず、大前提として手動エスプレッソマシンWACACOは素晴らしい使い心地です。

おうちコーヒーを10年以上やっている僕にとってはすごく使いやすい手動エスプレッソマシンです。

製品としては素晴らしいのですが、実はこの製品は初心者にお勧めできないのでその理由を以下で解説したいと思います。

Wacacoを初心者にオススメできない理由

  • 豆の挽き目の調整が難しい
  • 豆の量の調整が難しい
  • 抽出したエスプレッソが美味しいかどうかの判断が難しい

では、それぞれ解説していきます。

豆の挽き目の調整が難しい

豆の挽き目の調整が難しい

まず1つ目の初心者にお勧めできない理由としては豆の挽き目の調整が難しいと言うことです。

Wacacoには豆を細かく砕くグラインド機能はついていないのですが、そもそもどのくらいの細かさのコーヒー豆を用意すればいいのかがわからないことが難しいポイントです。

エスプレッソは極細挽きと言う非常に細くグラインドしたコーヒー豆を使います。

もし豆が荒く挽かれていれば、お湯が豆の間を素早く通ってしまい薄いエスプレッソができてしまいます。

またその逆も同じで、豆を細く挽きすぎるとお湯がコーヒー豆の間を通るときに詰まってしまい、濃すぎるエスプレッソができてしまいます。

おいしいエスプレッソ抽出するためには豆の細かさが重要になります。

初心者にはまだ豆の細かさを調整する技術がないので、自分で豆を挽いて用意しないといけないWacacoはオススメできません。

余談:僕はポーレックスミニという手挽ミルを使用しています。

ポーレックスミニを持っている方は、一番強く締めた状態から2クリック緩めたところでグラインドすると良いと思います。

僕はそのやり方で美味しいエスプレッソが抽出できています。

豆の量の調整が難しい

豆の量の調整が難しい

初心者にお勧めできない2つ目の理由は、豆の量の調整が難しいと言うことです。

以前、「コーヒーを一杯作るのに必要なコーヒー豆の量【初心者向け】」という記事で解説したように、コーヒーを1杯作るのに必要なコーヒー豆の量は抽出器具によってそれぞれ違います。

通常のエスプレッソマシンだと18g程度の豆を使用するようですが、Wacacoは7-8gの豆を使用するみたいです。

え、じゃあ8gの豆でwacacoを使えばいいんじゃないですか?

と思うかもしれません。

実際8gの豆を使えばいいのですが、それよりももっと難しいのは「焙煎度に応じて使用する豆の量を自在に変える」ということです。

ちょっと難しいので深堀しますね。

<前提知識>

深煎りの豆はたくさん火を通したので豆が柔らかい。

浅煎りの豆はあまり火を通していないので豆が硬い。

例えば同じコーヒー豆8グラムと言っても、浅煎りと深煎りで微妙に豆の密着度合いが変わります。

なぜなら同じ力でタンピング(コーヒー豆を水平にならすこと)をしても、深煎りの方が豆が柔らかいので、深煎りの方が浅煎りよりコーヒー豆の密集度合いが濃くなります。

逆に浅煎りはコーヒー豆が硬いので、タンピングをしてもそこまで互いに粉に状態の豆がくっつかず、厳密に言えば深煎りよりも珈琲粉の間同士の隙間が大きくなっている状態になります。

ですので、初心者の場合だと「8g入れたのに味が薄い!」となる可能性が高く、焙煎度によって大きく抽出の濃さが変わる手動エスプレッソマシンはオススメできません。

初心者にオススメできる全自動エスプレッソマシンは記事の最下部で説明します。

抽出したエスプレッソが美味しいかどうかの判断が難しい

コーヒーのテイスティングができるようになる3つのポイント【脱初心者】」という記事で紹介したように、テイスティングができないとコーヒーの美味しいと美味しくないの判断ができません。

ですので、テイスティングができない人がWacacoのような手動機械を買ってしまうと、「美味しくコーヒーができないのはこの機械が安すぎるからだ」という言い訳をしてしまうかもしれません。

プロのバリスタは2千円の道具でも超絶美味しいコーヒーを淹れることができます。

コーヒーの味を決める上で、豆以外の要素で一番大きいのは「抽出する人の技術」です。

ですので、初心者が手動マシンを買うと以下のような悪循環が生まれると思われます。

機械は問題ない⇨豆や粉の状態が悪いため抽出コンディションが整わない⇨抽出する⇨コーヒーが美味しくない⇨飲んでみても「どう美味しくないのか」がわからない⇨改善方法がわからない⇨マシンがお蔵入り or マシンのせいにして終わり

ですので、手動マシンを買う前にまず初心者さんはもっと知識をつけた方がいいでしょう。

参考に、こちらの動画を見てみてください。

オススメ全自動エスプレッソマシン

オススメ全自動エスプレッソマシン

では、初心者でも自宅で美味しいエスプレッソが飲める方法をご紹介します。

こちらの、デロンギさんから出ているマグニフィカSというモデルですね。

値段は少し高いですが、実際のところこの買い物は安いです。

詳しい理由は「おうちコーヒーのコスパが最強である理由【年間7万円の節約術】」という記事で解説していますが、家にコーヒーマシンを設置してそれを使うようになるだけで、年間で7万円くらいの節約になります。

2年目以降はコーヒーマシン代はかからないのでもっと値段が節約できますよね。

ボーナスで買うにはいい感じの金額の買い物だと思います。

ちなみに私もこのモデルを家に持っていますが、使い心地は申し分ないです。

でも手動マシンに挑戦してみたい。。。

そういう人はまずこのような技術を習得してください。

  • 豆の挽き目と抽出濃度の関係を理解する
  • 焙煎度の違いによって生じる抽出濃度の結果と原因を理解する
  • 湯温と上記2項目の関係性を検証&理解する

この辺がクリアできる人は、キャンプとかハイキングとかで電源が使えない場所でもエスプレッソが楽しめるWacacoを購入すると良いかと思います。

電源不要なのは本当に価値MAXです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。ブログは毎朝10:10に更新していますので、是非おうちコーヒーと在宅ワークの参考にしてみてください。