【製造業向け】在庫管理ができていない中小企業が陥る3つの罠

中小企業の在庫管理

こんにちは。コーヒー好きなIT経営者のシンジです。

趣味のコーヒーと本業のシステム開発に関する情報をブログで発信しています。

本記事のトピックは以下となります。

【製造業向け】在庫管理ができていない中小企業が陥る3つの罠

製品を製造する製造業の中小企業にとって、在庫管理は命綱。

原材料の仕入れ、取引先からの受注、期日までの納品。これらを正確にこなすためには在庫管理はなくてはならないマネジメント方法です。

その在庫管理を、忙しいからとないがしろにする事は貴社の売上や利益に多大な悪影響をもたらします。

本記事では、「在庫管理ができていない中小企業が陥る3つの罠」と題して中小企業が在庫管理を行わないことで生じる損失について考えたいと思います。

在庫管理ができていない中小企業が陥る3つの罠

在庫管理ができていない中小企業が陥る3つの罠は以下の3つです。

在庫管理はざっくりで大丈夫!と思っているあなたこそ、本記事を最後までしっかりと読んでみてください。

  • 機会損失
  • ロスの発生
  • 受注したが納品の期日に間に合わない

これらを順番にストーリーを交えながら解説していきたいと思います。

罠①機会損失

罠①機会損失

まず1つ目の罠は機会損失です。以下のようなケースを考えてみたいと思います。

長年の取引先から、ある製品の大口仮発注の依頼が来たとします。

ただし今回の仮発注は条件付きで、「その取引先に提案をしている競合他社のA社よりも速く納品できること」 

喜びも束の間、普段在庫管理をしていなかったので、発注をもらった後で今回納品するための製品を作る原材料が十分に確保されていない事が判明。

納品するためには、原材料を追加で仕入れる必要があり、取引先の希望する納期には到底間に合わない。

現状を取引先に伝えたところ、「今回はスピードが大事だからA社に正式発注することにする」との返答があった。

このような状況は、明日あなたの会社にも起こらないとは限りません。

在庫管理を適切にしないリスク:機会損失

もし仮に、在庫管理システムなどを使って在庫管理を毎日していたらどうでしょうか?

製品が工業製品で、原材料が腐らないものであれば急な大口発注に対応できるだけの余剰在庫を計画的に持っておく事も検討できたのではないでしょうか?

余剰在庫は帳簿上は資産ですが、現金化できていない資産なので余剰在庫を持ちたくないという工場経営者は多いと思います。

しかし、計画的に余剰在庫を持っておくことは、今回のようなケースに対応できるような体制であることと同義です。

貴社の突発的な売上を逃さないように、在庫の原材料とそこから算出できる予想生産量を常に把握して、余裕を持っておくことは非常に大切なのではないでしょうか?

余剰在庫を持つことと、突発的な売上を逃すこと。

どちらを優先すべきかは、明白です。

結論:計画的な余剰在庫を持つことも検討しましょう。

罠②ロスの発生

罠②ロスの発生

2つ目の罠はロスを発生させてしまうことです。

少量のロスであったり、過不足であったりは普段の営業活動で生じてしまうと思います。

在庫管理をしっかりした上で理由がわかっているロスが発生するのはまだ許容できるとして、突如として発覚したロスは絶対に避けたいところ。

経営的に考えてもロスは資産の無効化であり、本来現金化できていた仕入れを無駄にしてしまったわけであり、ロスの発生は当然損害です。

例えば、以下のようなケースが当てはまるでしょう。

年度末に倉庫を整理してたところ、本来あるべきではないところに大量の製品が。。。

確認してみると、それは半年前にある企業向けに製造したもののその企業から梯子を外されて販売できなかった製品や、ないと思っていた通常の在庫。。。

なぜ貴社には予期せぬ在庫ロスが発生したのか?

では、なぜ予期せぬロスが発生したのでしょうか?

答えは簡単で「在庫管理を販売戦略と紐付けて行っていなかった」からです。

販売戦略は経営企画やマーケティングの部署が行うことになると思いますが、その販売戦略と実際に販売できた/している製品の数が大幅に乖離していると在庫ロスが発生しますよね?

販売戦略の改善はここでは割愛しますが、在庫管理は販売戦略の立案と異なり一朝一夕でできるものではありません。

在庫管理のメリットは、長期にわたって在庫の推移のデータを蓄積しながらどの商品がどのくらいの頻度で入れ替わっているか(ライフサイクル)を観察するところにあります。

販売戦略は、仮説をたててすぐに行えますが、在庫管理は積み重ねです。

もし在庫管理を適切に行っている自信がないのであれば、今すぐにでも在庫管理を始めた方がいいです。

在庫管理の課題とその解決方法については、「【超シンプル】製造業における在庫管理の課題とその解決方法」という記事で詳しく解説しています。

【超シンプル】製造業における在庫管理の課題とその解決方法

結論:在庫管理と販売戦略を紐付けてロスが発生しないようにしましょう。

罠③受注したが納品の期日に間に合わない

罠③受注したが納品の期日に間に合わない

3つ目の罠は、受注したが納品の期日に間に合わないです。

これは罠1と被る部分もありますが、以下のストーリーを想定してみたいと思います。

取引先から、大口の発注依頼がありました。納品のために、追加製造を行う必要があるが原材料の確保はできていると思っていたため、営業担当は発注を受けることにしました。

しかし、製造ラインのマネージャーに確認してみると原材料が足りないことが発覚。

急いで原材料の仕入れ先に連絡をしてみましたが、運の悪いことに仕入れ先は創業記念祭で全社的な休暇中で、受発注機能が1週間完全に停止しているとのこと。。。

どうあがいても取引先への納期割れは確実で、その旨を謝罪し、了承してもらうことでなんとか失注を回避することができました。

このようなケースの原因は何だったのでしょうか?

回答:今回の原因は原材料と製品を分けて在庫管理できていなかったことにあります。

このようなことを防ぐためにも、日々の在庫管理は非常に重要です。特に、原材料数と製品を数分けて正確に把握することはスムーズな営業活動をサポートすることができます。

在庫管理を日々行うことは、納品の期日を守ることに繋がります。

納品の期日を守ることは取引先からの信頼獲得につながり、長期的な取引をもたらします。

つまり、製造業にとっての在庫管理はライフラインそのものなのです。

結論:納期割れを避けるためにも、常時在庫管理をして在庫の見える化を徹底しましょう。

専門の在庫管理システムを導入するメリット

専門の在庫管理システムを導入するメリット

製造業の在庫管理にはさまざまな課題があります。

その課題の解決策として、私は専門のシステムを導入することが解決の糸口となる、と強くオススメできます。

私が経営する会社は、中小企業のDX(デジタル化)をサポートするために以下の2つのサービスを提供しています。

  • RMT:コーヒーショップ向け在庫管理システム
  • Craft:製造業の中小企業様向けフルオーダー在庫管理システム

特に、Craftというサービス名で弊社が開発・提供している「中小企業様向けフルオーダー在庫管理システム」に関しては、100%クライアントの望む管理システムをゼロから作り上げる事ができるという利点があります。

大手開発企業さまが提供されている在庫管理システムも多数ありますが、廉価で利用できる反面デメリットとしては「導入企業様が心から望んでいる在庫管理システムではない」という点が挙げられると思います。

フルオーダー型在庫管理システムCraftの特徴

フルオーダー型在庫管理システムCraftの特徴
Craftイメージ画面

私たちが提供するCraft事業には、システム開発のテンプレートのようなものは存在していません

導入をご希望の企業様とまず面談をさせていただいて、どのような事に課題を抱えられているかをヒアリングし、実際に欲しい在庫管理システムの機能・デザイン案を企業様からご提示いただきます。

その案をもとにプログラミングしていくため、納品後に「こんなシステムが欲しかったんじゃない!」といったような摩擦が起こる事は一切ありません。

スーツと同じですが、100%のフルオーダーをゼロから作ると、それなりにコストはかかります。

廉価で欲しくないものを契約してしまうと、後々困るのはご契約者自身だと私は思います。

100%満足するものはコストはかかりますが、後々使い勝手がよかったり、それこそ在庫管理が以前よりスムーズにできたりと、メリットがたくさんあります。

企業経営において、必要な経費は支出すべきですし、適切なシステムを導入せずに、マンパワーで在庫管理に人件費を使い続けることこそ不必要な経費であると思います。

ですので、「在庫管理システムを自社の工場に導入したいけれど何から始めたら良いかわからない」という方は是非下記フォームよりお問い合わせください。

もちろん、問い合わせたから必ず契約しなければならないという事はありませんので、相談だけでも構いません。

(↓こちらのフォームを入力し、最後に送信を押してください)