【初心者向け】自宅でできるコーヒーのテイスティング”カッピング”のやり方を解説
こんにちは。
コーヒー焙煎士、経営者のシンジです。
今回の記事では、コーヒーの品質を確認するプロセスであるカッピングのやり方についてご紹介したいと思います。
初心者向けにやさしく解説していますので、コーヒー初心者の方こそ読んで参考にしてみてくださいね。
カッピングとは?

カッピングとは仕入れたコーヒーの生豆を焙煎して、実際に商品にする前に味見をするプロセスのことをいいます。
品質にこだわっているスペシャルティーコーヒーショップであればカッピングは非常に大切なプロセスです。
なぜならそれは実際に商品として販売するコーヒー豆のクオリティーをチェックするプロセスだからです。
詳しくは「コーヒーのカッピングって?道具と方法を一挙解説」という記事で深掘りしていますので、気になる方はそちらの記事を参考にしてみてください。
カッピングに必要な道具
カッピングには「カッピングボウル」と「カッピングスプーン」と呼ばれる専門の道具が必要になります。
詳しくは「」という記事で解説していますが、購入を検討している人向けにAmazonのリンクを一応貼っておきます。
カッピングのやり方

さて、ここから写真付きでやり方の手順についての解説に移ります。
まず以下のものを準備してください。
- カッピングボウル(購入は先程のリンクから)
- カッピングスプーン(購入は先程のリンクから)
- 中粗挽きのコーヒー豆
- スケール(こちらから購入できます)
では、やってみましょう。
①コーヒー豆を10g計量し、中粗挽きにグラインド

③カッピングボウルに挽いた豆を移し替えます

④沸騰したお湯を適切な温度にしてから用意

「コーヒーと温度の関係!抽出温度から飲みごろまで【NG例も紹介】」という記事で解説したように、全てのコーヒー豆を同じお湯の温度で抽出するということではありません。
焙煎度によってお湯の温度は異なります。
今回は中浅煎りの豆を用意したので89度くらいのお湯で行きたいと思います。
⑤カッピングボウルに160ccのお湯を注いで4分待つ

⑤水面に浮いているコーヒー豆を取り除く

⑥表面からコーヒーをすくい、勢いよくすする

この時、ボウルの底までスプーンを持って行かないように注意します。
沈澱しているコーヒー豆が攪拌され、カッピングの邪魔になってしまいます。
また、ゴクっと飲むのではなく、酸素と一緒に勢いよくすすります。
カッピング終了!

一応ここまでがカッピングに必要な手順です。
初心者にとってカッピングは少しハードルが高いかもしれません。
もしあなたが「カッピングは敷居が高いけど、自分で美味しいコーヒーを家で淹れたいとは思ってるんだけどなぁ」と思っている場合は、まずは王道のハンドドリップから始めてみてはいかがでしょう?
コーヒーのプロである私がハンドドリップから初心者はスタートすべきだと思う理由を「コーヒー初心者がハンドドリップから始めるべき3つの理由【本質】」という記事で深堀りしていますので参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それではまた。