ライソンホームロースターを購入してみた【使い方と注意点も解説】
こんにちは。
コーヒーテック企業経営者シンジ(@muflah_shinji)です。
現役のコーヒービジネスオーナーが、おうちコーヒーの伝道師として日々ブログやYouTubeで情報発信をしています。
今回は、自宅用小型焙煎機「ライソンホームロースター」を購入してみたのでレビューをしていきたいと思います。
ライソン社から販売されている家庭用の全自動焙煎機を半年位使ってみたのですが、結論非常に使いやすかったので読者の皆様にも共有したいと思います。
動画版でも解説していますので、聞き流したい方はどうぞ。
ライソンホームロースターとは?

ライソンホームロースターとは、コンセントひとつでコーヒー豆の焙煎ができる家庭用全自動コーヒー焙煎機です。(↑この写真のサイズです。結構小さい)
そもそもコーヒーの焙煎と聞くと非常に難しい作業が必要だと思われがちですが、実は家庭でも使用できるホームロースターはいくつか市場で出回っています。
ライソンホームロースターは、ミディアムとダークの2種類を選んでボタンを押すだけの操作方法が簡単すぎるくらい簡単な家庭用焙煎機です。
先程の写真のものが私がしばらく使っているホームロースターなのですがボタンが全部で三つしかありません。

右から「電源ボタン」「ミディアムローストボタン」そして「ダークローストボタン」になっています。
↑Amazonでも購入できます。
もちろんコーヒー専門店のように細かい設定をしてコーヒー豆のポテンシャルを最大限に引き出すようなレベルの高い焙煎はできませんが、ある程度のクオリティで満足するのであればライソンホームロースターはコスパが非常に高いと思います。
感想:自家焙煎でも全然いける

こちらの写真は私が自分用にライソンホームロースターを使って自宅で焙煎したものです。
ミディアムローストとダークローストそれぞれしっかり焙煎ができています。
ミディアムローストに関しては中深煎りくらいの焙煎度なので浅煎りが大好きで酸味が欲しい人には向かないと思います。
ダークローストはコーヒー豆が持っている油の成分がしっかりと出るいわゆる深煎りです。

私は基本的に酸味が強いライトローストが好きなのですが、ライソンホームロースターはある意味重宝しています。
例えばエスプレッソを抽出する時には、深煎りが向いていると言われています。
ライトローストでエスプレッソを抽出しても間違いではないのですが、やはり飲み慣れたエスプレッソのボディ感や重厚感というものは薄れてきてしまいます。
なので私はエスプレッソ用にダークロストを焙煎し、アイスコーヒー用にミディアムロースト焙煎するという風に使い分けています。
注意点3点ご紹介

ただしライソンホームロースターを自宅で使用するにあたって3つ注意点があるのでそれぞれ簡単に説明していきたいと思います。
注意点①煙
これはライソンホームロースターに限った話ではないのですが、コーヒー豆を焙煎すると煙が出ます。
なので自宅のベランダや庭などで使うことをお勧めします。
部屋の中でやると部屋の中の匂いが大変なことになりますので絶対に外にやりましょう。
注意点②音
次に懸念すべきことは音です。
ライソンホームロースターを使っている方なら分かるかもしれませんが焙煎をする時に非常に大きな音が出ます。
もしかしたら大都会東京のマンションの一室で使うとしたら隣人の部屋まで聞こえてしまうような大きな音が出ます。
なのでライソンホームロースターを使うとしたら、一戸建てで焙煎する、あるいは音が響いてもある程度問題ない昼間に使用することをお勧めします。
注意点③電力
最後の懸念事項は電力です。
ライソンホームロースターを使用している時はホームロースターの内部は200°近くの高温になるそうです。
当然に近い温度を出そうと思うと相当な電力が必要になります。
私は一度ライソンホームロースターと暖房それから電子レンジを同時に使ってブレーカーが落ちたことがありました。
普通の一般的な一人暮らし用のマンションなのですが、さすがにこの三つを同時に使うとブレーカーは落ちてしまいました。
なのでライソンホームロースターを使う時は他の電力を消費しそうな家電を使わないといった工夫が必要になります。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログではコーヒー初心者が中級者になれるというコンセプトでコーヒーの基礎知識を発信しています。
よければ過去の記事も読んでみてください。
焙煎関係のおすすめ記事は「初心者が知っておくべきコーヒー豆の焙煎度【全8種類解説します】」という記事です。
それではまた。