イタリア製エスプレッソメーカー”ランチリオシルビア”の使い方を解説【5年以上愛用中】

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こんにちは。

コーヒー焙煎士&ブロガーシンジです。

このブログは「コーヒー初心者が中級者になれる」ために、現役のコーヒー焙煎士がコーヒーについてにやさしく解説するブログです。

スペシャルティコーヒーについても熱く語っていきます。

今回は「イタリア製エスプレッソメーカー”ランチリオシルビア”の使い方を解説【5年以上愛用中】」というテーマです。

シンジとランチリオとの出会い

ランチリオ シルビアのエスプレッソマシンの画像
ランチリオ・シルビア

シンジがランチリオと出会ったのはちょうど社会人一年目22歳の夏ごろでした。会社員として働き始めて初めてのボーナスが出た頃です。

新卒で会社に内定が決まった時からシンジはあることを心に密かに思っていました。

それは

めちゃくちゃクオリティーの高いエスプレッソマシンを、それも一生使えるようなエスプレッソマシンを1台欲しい

という事。

もちろんエスプレッソマシンを買ったことがないシンジは、どんな基準でエスプレッソマシンを選べばいいのかは全くわかりませんでした。

そこで家の近くにある通いつめていたスペシャルティーコーヒーショップに相談をし、まずは予算を伝えて、そこから予算内でクオリティーの高いエスプレッソマシンをいくつか紹介してもらいました。

シンジの予算は20万円だったので、それを超えないエスプレッソマシンをいくつか提案してもらい、デザインが1番かっこよかったのがランチリオ・シルビアでした。ちなみにシルビアは16万ぐらいします。

ランチリオ全容紹介

ランチリオ シルビアのエスプレッソマシンの画像

ランチリオシルビアは、いうまでもなくエスプレッソマシンで、1回で15gの豆が入るポルタフィルタ(後述)が付属しており、エスプレッソシングルショットを落とせるマシンです。

ランチリオ社というイタリアのコーヒー器具メーカーが製造しているランチリオというエスプレッソマシンシリーズのシルビアというモデル(型番)です。

ランチリオ社は1927年にロベルト・ランチリオ氏が創業したエスプレッソマシン製造企業です。

耐久性が高く、丁寧に使用すれば10年選手であることは間違い無いでしょう。
(シンジは使用5年目ですが、調子は抜群に良く毎日美味しいエスプレッソを落としてくれています)

では、ランチリオ・シルビアを画像で見ていきましょう。

全体・上部下部

まずボディが美しいフルステンレスなので、錆びる心配は皆無な上、デザインが超絶シンプルでシンジ好み。

無骨な男らしいデザインに一目惚れです。。。

ボタン操作部分

ロゴがかっこいいですよね。

ボタンは上からエスプレッソ抽出ボタンウォーターデリバリースイッチスチームスイッチ、の順番です。

エスプレッソを落とすときには、一番上のボタン、ミルクなどをスチームするときは最下部のボタンを押します。

また、右の一つだけあるのが電源ボタンで押すと緑に点灯し電源オン・マシンの温めが開始されます。

ポルタフィルタ部分

コーヒー豆を砕いてセットする道具のことをポルタフィルタと呼びます。
この黒い取手の道具ですね。

エスプレッソマシンを購入する際にはポルタフィルタのバスケットサイズ直径サイズ(タンパーにも影響。後述)を確認する必要があります。

バスケットサイズが変わると、エスプレッソの粉がどれくらいの分量詰め込めるかが変化してきます。

通常シングルショットのバスケットとダブルショットのバスケットが販売されており、ポルタフィルタに合う直径サイズのバスケット購入しましょう。

直径サイズとは、バスケット及びポルタフィルタの丸い部分の直径サイズのことを言います。

52mmと58mmが一般的なようですが、シンジが使用しているような業務用サイズのものは58mmが多いようです。

なので、シンジのランチリオシルビアの場合は58mmの規格なので、ポルタフィルタとバスケットは58mmである必要があります。

余談:タンパーについて

ランチリオ シルビアのエスプレッソマシンの画像

タンパーという道具がエスプレッソ抽出には必要になります。

タンパーは、エスプレッソ用にグラインドした極細挽きのコーヒー豆をポルタフィルタに入れた後、平にするための道具です。

シンジはレッジバーバーというブランドのウッドタンパーを愛用しています。

持ち手が木でできており、クラシックな感じで好きです。

(ちなみに2021年3月でレッジバーバーはタンパーの生産を終了したため、プレミア製品です笑)

タンパーを使って、エスプレッソ用の粉を平にすることをタンピングと言います。

タンピングをしたらこんな感じになります↓

レッジバーバーのタンパーをいくつかリンク添付しておきます。
(記事執筆時には在庫ありなので、終売している可能性があります。ご了承ください。)

ランチリオ・シルビアスペック紹介

次はスペック紹介です。

  • 電源:100V/950W
  • 水タンク容量:2.5L
  • ボイラー容量:300cc
  • エスプレッソ抽出能力:60杯/h
  • 熱湯抽出能力:5L/h
  • 初動湧き上がり時間:5分
  • 重量:14kg(乾燥重量)
  • 寸法:幅350×奥行き305×高さ345mm

(引用元:https://www.tonya.co.jp/shop/g/g36614/)

家庭用としては十分すぎるくらいのスペックで、連続で3回ぐらい抽出しても全然OK。

業務用として個人カフェで稼働させる方がいるぐらい頑丈なので、スペックは家庭利用なら全く問題ないでしょう。

ちなみにコンセントの変換アダプタは絶対買いましょう。

シルビアはイタリア製のため電源コンセントのプラグの形が海外仕様になっています。

日本でそのまま使うことができないので、上記のようなコンセントアダプターを購入する必要があります。

ランチリオ・シルビアのレシピと使い方

エスプレッソマシンの画像

では、ランチリオを買ったばかりの人向けに僕なりのレシピを共有したいと思います。

これが100%正しいというわけではありませんので、この数値を参考にご自身で実験を繰り返して自分なりのベストなレシピを見つけてください。

豆:13.5g
抽出量:25cc(シンジは濃い目が好きなのであえて少なく落とす)
インフュージョン:8秒(蒸らしのこと)
全体おちきり:13秒

使い方解説

使い方は結構簡単です。

写真付きで解説していきます。

①タンクに水を入れて本体にセット

ランチリオ シルビアのエスプレッソマシンの画像
↑タンクです

②電源をつける

ランチリオ シルビアのエスプレッソマシンの画像
オンしてください。

③コーヒー粉をタンピング

エスプレッソの画像

④本体にセット

ランチリオ シルビアのエスプレッソマシンの画像
ポルタフィルタを本体にセットする際は、赤い点のところまでしっかり締めること

⑤電源ボタンの横の赤いランプが消えたら抽出準備OK⇨一番上の抽出ボタンを押して抽出

エスプレッソマシンの画像
この赤いランプが消えてから抽出しましょう

⑥お気に召す量が抽出できたら抽出ボタンを切って抽出終了

エスプレッソアフォガードの写真
エスプレッソ完成ー。

こんな感じです。

特に難しい部分は以下です。

  • タンピングが真っ直ぐできるかどうか⇨抽出バランスに影響
  • 適切な細かさにグラインドできるか⇨抽出濃度に影響
  • 適切な時間をかけて抽出できるか⇨美味しさ濃度に影響

この辺りを徹底的にトライ&エラーを繰り返して、ご自身のスイートスポットを見つけてください。

ランチリオ、向いてる人向いてない人

カフェラテの画像

向いてる人

  • 本格的に自宅でエスプレッソを入れたい
  • 今後コーヒーを長い期間趣味としてやっていきたい
  • そのためなら高い初期投資もいとわない

このような方にはランチリオシルビアの購入はオススメできます。

タンピング・抽出の作業も煩雑ですし、最初はめっちゃ難しい
美味しいエスプレッソが落とせるようになるまで何回も練習し、何百gという豆を無駄にすることでしょう。

それにお手入れがなかなかにめんどくさいことに加え、単価が高い。

この辺りのデメリットを踏まえた上で、本気でエスプレッソ抽出に趣味で向き合える人は買っても良いと思います。

向いていない人

逆に、楽にエスプレッソを抽出したいと考えている人には向きません。

まずエスプレッソ用のグラインドレベルの学習、タンピングの練習、焙煎度別のタンピングの強さの実験の繰り返しなど、基本的に自分で抽出するタイプのエスプレッソマシンは慣れるまでとても面倒くさいプロセスが多いです。

なので手軽にエスプレッソを抽出したいと考えている方には向きません。

手軽さを重視する方には、こちらのデロンギから出ているマグニフィカというモデルをお勧めします。

マグニフィカは私も実際に1台持っておりデカフェのコーヒーを抽出する時に使っています。

右手奥のものがデロンギマグニフィカです。

とにかく操作が簡単で水の補充とコーヒーカスの処理さえ忘れなければ、とても簡単にエスプレッソを抽出できるマシンです。

値段は少し高いですが、耐久性ももちろん高いので少なくとも5年ぐらいは使えると思います。

デロンギマグニフィカについては以下の動画で深堀しています。

結論:長く使いたい人には超絶オススメです

カフェラテの画像
ランチリオで抽出したエスプレッソでカフェラテ。最高です。

今回は「イタリア製エスプレッソメーカー”ランチリオシルビア”の使い方を解説【5年以上愛用中】」というテーマでお届けしました。

値段も高く手が出にくいかもしれませんが、コーヒー中級者にステップアップするためにはこれぐらいの性能のエスプレッソマシンやコーヒー器具を持っておくととても充実すると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではまた。